アトピー性皮膚炎の皮膚と健康な皮膚とでは何が違うのでしょうか。
皮膚の状態の違いを知る事でなにか解決策が見えてくるかもしれません。
そして何故、その違いが出るのかを掘り下げて考えていくと、そこにはミトコンドリアが関係していました。
ミトコンドリアがどのような働きをして、アトピー性皮膚炎へとなるのか。
ここでは、アトピー性皮膚炎とミトコンドリアに着目してみたいと思います。

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皮膚表面はマイナスが良い

皮膚表面は100mV近いマイナスの電圧(電位)を持っています。
そして皮膚裏側は、反対のプラスが存在しています。
この状態であれば、健康な皮膚だと言えます。
アトピー性皮膚炎や炎症が起きている皮膚は、これと逆の状態になります。
表面がプラス、裏側(内側)がマイナスになるのです。


健康な細胞では、内側(細胞膜の中)にカリウムイオン(K+)が、外側(細胞膜の外)にナトリウムイオン(Na+)やカルシウムイオン(CA2+)がより多く存在しています。


皮膚の内外にある各イオンは、バラバラに存在するのではなく、各層直下にカルシウムイオン、マグネシウムイオン、その下にカリウムイオンが分布されています。
こうしたイオンの偏在(意味:ある所にだけかたよって存在すること)により皮膚電位の状態が決まります。

イオンポンプで正常に戻す

それぞれのイオンが細胞内外へ流入、流出する事で、状態に変化が起きますが元に戻す仕組みがきちんとあります。
その仕組みがイオンポンプです。
イオンポンプが働く事で、皮膚の電位がマイナスになり、正常な状態が保たれるのです。
しかし、イオンポンプの機能が失われると、皮膚のイオンの偏在は消え一様に分布するようになり、皮膚電位は無くなってしまいます。

イオンポンプの源

イオンポンプが働く際に使われるエネルギーがあります。
そのエネルギーをATP(アデノシン三リン酸)と言います。
ATPは細胞の中のミトコンドリアによって作り出されます。
しかしミトコンドリアの機能が低下していると、ATPがスムーズに作れません。
結果、イオンポンプが正常に働かなくなり、皮膚表面イオンの偏在が失われ、皮膚電位が消滅します。

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アトピーの皮膚状態

カロリンスカ研究所のフォルスリンド博士の研究によると、アトピー性皮膚炎の皮膚はイオンの偏在は無く、カルシウムイオンが表皮に一様に分布していることが分かりました。
それは、イオンポンプの障害により起きているのでは、と推察されます。


中部地方のある病院では、アトピー性皮膚炎の治療にマイクロカレント療法を用いているそうです。
この治療法は、マイクロアンペア(百万分の1アンペア)と言う超微弱な電流(マイクロカレント)を身体に流すことでミトコンドリアの活性化を行い、ATP産生を促進し、治癒に導く療法です。
このように、皮膚電位をマイナスにするにはミトコンドリア活性化が何よりも重要なのです。

皮膚電位を正常にするためのステップ

  1. ミトコンドリア活性化
  2. ATP産生の促進
  3. イオンポンプ正常化
  4. イオン分布状態から偏在へ正常化
  5. 皮膚電位が正常化マイナスへ

ミトコンドリアを活性化しよう

ミトコンドリアを活性化する事は難しい事ではありません。
姿勢を良くする、ちょっと汗ばむ運動をするといった事でもミトコンドリアを増やす事ができます。
でも、私のアトピーの子供は1歳なので、「姿勢を良くして!」とは言えないので、このくらいの年齢でも出来るミトコンドリアの活性化を考えてみたいと思います。


冷たい飲食物を取らない
アイスや冷えたジュースは腸に入ると、腸内細菌やウィルスが小腸にあるバイエル版のM細胞を介して白血球に取り込まれ全身にばら撒かれます。
ばら撒かれたバイキンは皮膚の細胞内にも取り込まれ、ミトコンドリアの栄養素を横取りし、ミトコンドリア機能が低下してしまいます。


ミトコンドリアは36.5℃以下の環境ではその働きが低下するため、冷たい飲食物の摂取はミトコンドリアの機能障害に繋がります。


また、腸が冷えると腸に分布する神経や筋肉にも悪影響を及ぼします。
蠕動ゼンドウ運動や消化液の分泌、腸自体の機能にも支障をきたします。
近畿大学医学部の山田秀和博士及び泉谷良博士の研究において、アトピー患者は大腸粘膜にも炎症を起こしていることが確認されています。
また逆に、食事療法などで腸を整えると、アトピー性皮膚炎が改善することも多くの臨床例から分かっています。
こうした理由から、ミトコンドリアと腸の機能障害を引き起こす冷たいものの飲食は避ける必要があるのです。


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食事を見直す
食事から得られる栄養素は、ミトコンドリアの栄養素になります。
その為、添加物が多く含まれる食事では、ミトコンドリアの機能低下を引き起こします。
昔ながらの和食が基本です。
加工品は控え、油は使わず、煮る・茹でるが望ましいです。
牛乳、乳製品、卵、白砂糖も控え、その土地で採れた旬の野菜を食べる事が良いでしょう。
動物性食品は、肉よりも魚がおすすめです。
発酵食品の味噌汁・納豆も適度に取り入れると良いです。
そして、食事は8分目、少食は血液を浄化に繋がります。
空腹になるとミトコンドリアは、危機を感じ分裂、増殖を始めます。
エネルギーを産生しようと一生懸命働きます。
満腹にならない、これもポイントだと言えます。


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太陽を浴びる
ミトコンドリアのエネルギー源の1つに太陽光があります。
太陽光線は、ミトコンドリアのATP促進を活性化します。
また太陽光線の温熱作用で体温が上昇すれば、ミトコンドリアのエネルギー代謝もよくなります。
更に紫外線によるビタミンDの産生、及び産生されたビタミンDによるカルシウム代謝の改善は、免疫機能を正常に戻す作用があります。
免疫細胞内のミトコンドリア障害は、免疫異常を誘発します。


アトピーは自己免疫疾患と言われる病気です、アトピー性皮膚炎での免疫機能を強化はとても重要です。
紫外線の弊害が気になっても、子供は外で走り回って遊ぶのが大好きです。
紫外線対策を行うなどして外で思い切り遊ばせてあげたいものです。
外で遊べばそれだけで、ストレス解消にもなります。



ストレス解消
アトピー性皮膚炎とストレスは密接に関係があります。
ストレスを感じると交感神経が緊張して血管が収縮し、血液の流れが滞り、ミトコンドリアに必要な栄養素と酸素が行き届かなくなります。
交感神経が緊張すると白血球から活性酸素が放出され、ミトコンドリア傷害の要因となります。
ストレスにより皮膚のバリア機能の回復が遅くなる事もあります。
リラックス時はバリアの回復が早まることは、実験的にも確認されています。



寒いところで寒さを感じる
体は寒さを感じると体温を上げようと、エネルギーを作り出します。
それは、ミトコンドリアを刺激することに繋がります。
目安としては12度で10分だと言われています。
冬は家に閉じこもらず、外の寒い場所で運動するのはとても効果的だと言えます。
また大人であれば、サウナの後の水風呂もおすすめです。

まとめ

ミトコンドリア活性化がアトピー改善に繋がるかもしれない。
それは意外と姿勢を良くする、外で寒いときに思いっきり遊ぶ、食生活を見直すなど、簡単な事で可能だという事が分かりました。


ミトコンドリア活性化する際のポイントは、他にもあります。
ご飯を急いで食べない。
運動するときは準備運動など、歩く事から始める。
などがあります。
何故かと言えば、体に急に酸素を送る事は、多くの活性酸素を発生させてしまいます。
活性酸素は全ての病気の原因ともいわれ、細胞や遺伝子を傷つけます。
その為、運動前の準備運動で徐々にエネルギーを使い始め、最後には徐々にエネルギーを使わないようにする。
早食い、過食をしないよう気をつけてください。
これが活性酸素を増やさずミトコンドリアを活性化する為にはとても重要なのです。


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