中学校で水泳の授業を行う理由と皆さんが抱えている悩み

中学校で水泳の授業を行う理由と皆さんが抱えている悩み

スイサポには、小学校高学年(5年生・6年生) や 中学1年生の親御様から水泳レッスンの相談を受ける事が意外と多いです。
子供に人気のスイミングですが、高学年からの依頼が多いことに私も驚きました。ご相談頂く方に多いのは、中学に入っても水泳の授業があり、そこに向けて練習させたい。克服させたいと感じるからだそうですが、中学生に水泳の授業を行う意義はあるのでしょうか?また、どんな悩みを抱えている方が多いのでしょうか?
今回は、中学校で水泳を行う意義や実際の悩み事についてご紹介していきます。

中学生の水泳について中学校での水泳授業の意義

中学校での水泳授業の意義水難事故を防ぐスキルの習得

中学校水泳:水泳個人レッスンスイサポ

中学校で水泳の授業を行う意義の1つ目としては、この水難事故の防止です。水泳の授業は水中での安全意識や自己防衛スキルを身につける貴重な機会でもあります。特に中学生になり、友達と交流する時間も多くなります。夏休みに友達とプールへ遊びに行く機会も増えてくる時期です。残念なことに、毎年水難事故は発生しています。悲しい事故を防ぐためにも、授業内で水泳に触れることは大切なのです。


中学校での水泳授業の意義健康維持と基礎体力の向上

これは、水泳に限った話ではないですが、健康維持と基礎体力の向上が目的にあります。
中学生になると、心肺機能の発育が始まります。
こちらの記事でも紹介していますが、スキャモンの発育曲線の【一般型】という分類が中学生(思春期以降)に再成長します。この一般型とは、胸部の臓器の発達も含まれており、中学生の間に成人と同じレベルまで心肺機能が発達します。

幼児期における運動神経の発達とそのサポート方法 | 品川区・杉並区・江東区・横浜市のスイミングスクールスイサポ

都心の中学生は高校受験に向けて塾に通い詰めというケースも少なくありません。
運動頻度が少なく、適切に負荷がかからない場合は、体力の低下にも繋がるのです。その為にも、中学生のうちにある程度スポーツを行う事は大切なのです。

中学校での水泳授業の意義水泳の授業を通して目標設定・達成を感じる

これも、水泳に限った話ではないですが、水泳の授業でもクラス分け(泳力分け) が行われます。授業期間内で目標を設定し、達成に向けて練習・成功をする経験は水泳、勉強、その他スポーツに限らず大切な経験です。
その中でも、水泳は目標設定がしやすく、泳ぐ距離やタイムなど定量的に成果を図ることも可能なため、積極的に取り組む姿勢を育むきっかけにしやすい側面もあります。

どんな悩みを抱えているのか?中学生の親御さんから頂く水泳関連のご相談

ここからは、実際にスイサポに来る相談内容を共有していきます。
もし、同じ悩みを抱えている方がおりましたらご相談下さい。

中学生の親御さんから頂く水泳関連のご相談-1タイムを伸ばしたい・選手コースに上がりたい

こちらは王道の相談内容です。スイミングスクールの選手コースに在籍しており、なかなかタイムが伸びないので解決して欲しい。選手コースに上がりたいと言う内容です。中学生本人から相談をいただくケースもあります。
また、選手コースに上がるためには、コーチの推薦がないと選ばれないケースがほとんどで、この壁に苦戦している親御さんも多いのです。
まだ、選手コースに慣れていない場合は、個人レッスンにて水泳指導をしていきますが、既に選手コースに在籍している場合は、筋力トレーニングのみのサポートとなりますので、ご了承ください。


中学生の親御さんから頂く水泳関連のご相談-2今更、水泳教室に通えない...。

さて、意外と多いのがこの理由。高学年になり、今から幼児・低学年の子と一緒に通うのが恥ずかしい。と言う理由です。この場合、親は習わせたい。けど子供が嫌がっているというケースが殆どなんです。
都心では、スイミングスクールへの入会がキャンセル待ちという事も珍しくなく、父親が子供に水泳を教える場面も多く見受けるほどです。入会を待つ間に学年が上がり、今更恥ずかしいというのが悩みのようです。
親としては、学校で恥ずかしくない様に。今後友達と遊ぶ時に安全に遊べる様に。と言う思いから水泳を習わせたいが、それが上手くいかずに苦戦しているという事も。その点、プライベートレッスンなら子供のペースに合わせて行えるので、ハードルを下げて練習させやすい利点がります。

中学生の親御さんから頂く水泳関連のご相談-3健康のためにやらせたい。

こちらも意外と多い理由です。特に都心では「習い事激化」が進んでおり、塾に通い詰めのケースが多いです。しかし、塾の合間に運動の習慣をつけて欲しいそんな悩みを多く聞きます。既存のスイミングスクールでは、月に4回決まった時間に行うケースが多く融通が利かない点がありますが、個人レッスンであれば、塾や他の習い事のスケジュールを加味して行う事も可能なため、塾と健康維持双方の悩みを解決できるのです。

水泳に通わせるには、どんな声掛けをすればよい??

さて、中学生でも水泳の授業を行う意義や皆さんが実際にどんな悩みを抱えているのかを見てきました。しかし、どの様に通わせていけばよいのかが大きな壁だと思います。最後は、実際にスイサポへ相談に来て下さった親御様へのヒアリングをもとに、どの様に説得したのか共有していきます。もし参考になれば。


水泳に通わせるには、どんな声掛けをすればよい??自分しかいないから。

自分以外はいない。これは皆さん伝えているようです。
やはり、思春期の子ども達。自分より小さい子と同じ空間で練習するのは嫌なようですね。大手のスイミングスクールではマニュアルがあり、水慣れクラスでは水遊びや動物模倣をすることが多く、中学生の子供たちもそのイメージを抱いている事があるようです。
まずは、「恥ずかしい」という感情に寄り添ってあげる事も大切なようです。

水泳に通わせるには、どんな声掛けをすればよい??月に1回~2回で良いから。

これも、子供たちから見ても負担が少なく感じるようです。
これは、レッスン中に子供に聞いてみても「これくらいならいいかな。」と感じたと話してくれるケースも多いです。これは僕ら大人と同じで、今までしたことがない事や苦手意識があるものに対していきなりガッツリ行うのではなく、このくらいなら試してみてもいいかな?と感じる程度で提案された方が足を運びやすいのです。誰でも強要されたら嫌ですよね。

まとめ

中学校で水泳の授業を行う理由と皆さんが抱えている悩みについて紹介していきました。おそらく皆さん中学校で水泳を行う理由は理解しているものの、どうすれば通ってくれるのか?などそちらの悩みが多いと感じています。
スイサポでは、幼児のみでなく、様々な年代・レベルの方達を指導しています。だからこそ反り添える部分もありますので、何かお困りなことがあればお気軽にご相談ください。実際にレッスンを受けず相談ベースでのご連絡でも構いません。
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