子供が「習い事を辞めたい」と言い出した時、親としてはどの様に対応すべきか悩むことが多いですよね。今回は、4歳~6歳の習い事を最近始めたけど、子供に「やめたい」と言われた場合の理由やその際に親ができることは何かを書き留めていきます。
子供が「やめたい」と感じる理由
子供が「やめたい」と感じる理由挑戦することが怖くてやめたい
初めての環境や新しいことを学ぶ時、またはトラウマがある時は大きな不安がっかります。これは、僕ら大人も同じですよね。
新しい環境や、苦手と感じたことのある仕事をする時に、恐らく「いやだな」と感じることがあると思います。我々大人は仕事と割り切って行う事が出来ますが、子供はそうはいきません。
この様な場合には何に対して不安を感じているのかを聞いてあげる事が大切です。
子供が「やめたい」と感じる理由他の事に興味が湧いてきたからやめたい
子供は興味が次々と変わるのものです。これは子供の発育に対してプラスに働く理由なので、現在行っている習い事と違う分野に興味を持った場合にはその思いを尊重してあげる事も良いと思います。指導している子供の中にも「最近これに挑戦したんだ!これってなんでこうなるのか知ってる?」など楽しそうに説明してくれる場面もあります。
しかし、本当に興味があるのか?それとも逃げの方法として他の習い事をしたいのかを聞くことは重要です。仮に上手くいかないから他の習い事に変えたいという場合には、しっかりと話し合いをする事が重要になるケースもあるので、やはり親子で話し合いは必要です。
子供が「やめたい」と感じる理由疲れやストレスが溜まりやめたい
実際に指導している子供と雑談をしている時に聞くことが多い理由が2つあります。
1つは、習い事が多すぎるという事です。僕ら親は子供に対して「いろんな経験をして、将来くいっぱぐれ内容にして欲しい。」という思いから、ついつい習い事を詰め込みすぎてしまいます。
我々大人も、仕事を詰め込みすぎてしまうとパンクしてしまいますよね。子供も同じなのです。
もう1つの理由で多いのは、先生との相性です。本格的にスポーツをやりたい。勉強で良い成績を出したいと自主的にうごけている子供は別ですが、最初の入り口はやはり「楽しい」なのです。
先生が厳しくてやめてしまったという声は親御さんと子供の双方からよく聞く理由です。
「やめたい」と言われた時の対応方法
子供が「習い事をやめたい」と言った時に親ができる事まずは、子供の話を聞いてみる
やはりこれに尽きます。身近に相談できる相手がいるかどうかで、子供の心の健康やモチベーションも大きく変わります。
何が難しいのか?
どうすればもうひと踏ん張りできそうなのか?
など、一度子供の気持ちに耳を傾けてみるのも大切です。また、この時に目標を一緒に立ててあげる事も大切です。
「どこまでなら頑張れそう?」「あとちょっとでできそうなことは?」など小さな目標も立ててみて下さい。
子供が「習い事をやめたい」と言った時に親ができる事先生やコーチに相談してみる
先生やコーチ陣に相談してみる事も大切です。
子供の性格やどんな状態なのか?親としてはこうして欲しいが、どうしたらよいか分からないなど、どんな些細なことでも構いません。先生・コーチ と 親の二人三脚で子供の挑戦を後押しできる関係性を築くことができると、子供のモチベーションが再燃することも多いです。
子供が「習い事をやめたい」と言った時に親ができる事小さな成功体験を積ませる
これは、現在習っている事に直結するもの(点数・スキル) ではなくても良いです。
点数やスキルは本人が本気で取り組むようになってから評価してあげれば良いので、4歳~6歳というまだ入り口の段階では、些細なことでも褒めてあげましょう。
準備ができた・楽しそうに練習していた・頑張って教室に向かえた などなんでもOKです。
また、これについては、子供の話を聞いたり、先生・コーチと相談することと併用することでより良い効果を発揮することができます。
習い事を続けるかやめるかを判断するポイント
習い事を続けるかやめるかを判断するポイント子供の成長に合った活動なのか?
現在の習い事が子供の成長や個性に合っているかを見極める事も大切です。
スイミングに例えて言うならば、
★人見知りだけど、慣れれば大丈夫
→先生と楽しそうにお話しできている
★過去に溺れそうになったから、水泳はやらせたい。
→しっかり見てくれる。フィードバックもちゃんとある。
など、この様に子供の性格や親としての思いと上手く噛み合う部分を見つけていく事も大切です。少し大変な作業ではありますが、我が子に合った環境を見つけるためにも試しに聞いてみる事も良さそうです。
習い事を続けるかやめるかを判断するポイントあと一踏ん張りでできそうかどうか?
これは少し難しい部分でもありますが、目標に対してあと一息なのか?それとも駄々をこねているだけなのか?この辺りを見極めることが大切です。
「こんなのできない!」と諦めモードで離脱してしまうと逃げ癖が付いてしまい、この先、様々な場面で挑戦する事が億劫になってしまいます。ただ、親にはどうしても甘えたいもの。先生やコーチ陣と話しながら「今現在、我が子はどんな感じか?」 と情報を共有することでスムーズに進むことも多いです。
習い事を続けるかやめるかを判断するポイント本人のやる気が持続するか?
ここも非常に大切なポイントですが、基本的には先生・コーチとの相性が大きく左右する部分でもあります。4歳~6歳ではやはり目標設定(未来について考える) 力は身についていません。
普段から先生・コーチと楽しく練習ができる関係性がある。その上で「ここまで頑張ってみよう」など、スキルの習得以外でもサポートがあるかどうかで左右されます。
なかなかハードルが高い部分もありますが、講師陣に相談してみるというのは重要かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?4~6歳の習い事を始めたばかりの段階でぶつかることの多い「やめたい」と言う子共の意見。悩む方も多いですが、先生・コーチ と 子供本人 双方に話をしてみる と言うのが解決の近道と考えています。大変な作業ですが、ぜひ我が子の為にも対話の時間を作ってみて下さい。
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